2024年7月18日
本日7/18、梅雨明けが発表されました。ジメジメとした気候が終わり、今から厳しい暑さが続きます。
皆様体調はいかがでしょうか。
熱中症予防のポイントは、
①水分・塩分の補給
②こまめな休憩
③冷房・扇風機の使用
④睡眠 です。
帽子や日傘の使用、濡らしたタオルを首に巻いたりなども予防に繋がります。
今からの季節、しっかり睡眠時間をとり、この夏を乗り越えましょう!!
※特定健診、がん検診が始まっております。健康維持のため、早期発見・治療のため、ぜひこの機会に受診を検討してみてください。
2024年6月24日
6月に入ってからは急に汗ばむほど暑い日もあり不安定な気候ですね。
皆さん夏バテになってきませんか?
夏バテ対策には、水分補給・睡眠・軽い運動・栄養が大切になってきます。
夏バテ対策の食材といえば鰻ですよね。鰻には疲労回復効果があるビタミンB1、免疫力を高めるビタミンAが多く含まれています。その他の栄養価も豊富で優れた効能がたくさんある食材です。皆さんも鰻を食べて暑い夏を乗り越えてください。
夏野菜のトマトやトウモロコシは、紫外線や暑さ対策としても高い抗酸化作用のある栄養を多く含む食材になっていますのでおすすめです。
さて特定健診が7/1(月)から開始となります。ぜひ、この機会に健康維持のために受診されてはいかがでしょうか。同時にがん検診(胃・肺・大腸)を受ける方も毎年多くいらっしゃいますので、同時受診も検討してみてください。
2024年5月15日
新年度から約1カ月が経過し、緊張や疲れがピークに達する時期でもあります。
5月の連休を機に張り詰めていた糸が切れ、なんだか気分が優れないなど「五月病」といわれる症状が現れることがあります。今回は「五月病」に関するお話を少し。 五月病とは、医学的な病名ではなく、5月の連休後に憂鬱になる/なんとなく体調が悪い/会社に行きたくないなどの軽いうつ的な気分に見舞われる症状のことをいいます。 主な原因はストレスや疲労で、身体的なものから精神的なものまで様々です。 症状が長引くとうつ病にまで進行することがあるため、思い当たる症状があるときは早めに心療内科や精神科を受診することが大切です。 五月病を予防するためには、ストレスや疲労を溜めないことが大切です。疲労回復を心がけ、自分にあったストレスの解消法を見つけましょう!
5/20よりがん検診が始まります。当院では胃がん検診、肺がん検診、大腸がん検診を実施します。がんの早期発見・治療のため受診券をお持ちの方は、ぜひこの機会にご受診ください。
実施期間:令和6年5月20日~令和7年2月28日
2024年4月10日
令和6年度新年度がスタートしました。新生活が始まり、慣れない環境で心身の負担も大きくなり、
また寒暖差などで体調も崩しやすい時期となります。不調を感じた際は無理はせず、休息をとるように心がけましょう。
当診療所にも新しいスタッフが加わりました!
不慣れな点も多いかと思いますがよろしくお願いいたします。
2024年3月26日
暖かい日が多くなり、過ごしやすい日々になってきました。
今年の三重県の桜の開花予想日は3月27日頃で、満開予想日は3月31日だそうです。
場所によっては咲き始めているところもあるみたいです。
今年は家族でお花見に行こうと思っております!!
お時間があればお花見でリフレッシュしてはいかがでしょうか。
今週末から気温が20℃を上回る予報が出ておりますが、
1日の寒暖差がより厳しくなりますので、
体調管理には十分お気をつけてお過ごしください。
2024年2月29日
今日は2月29日、4年に1度のうるう年です。
なぜ、うるう年が必要なのでしょうか。
地球は太陽の周りを365日かけてまわっています。
しかし、4年の間に1日分だけズレが起こってしまうため、4年に1度2月の日数を1日多く29日としたのだそうです。
ただし、必ず4年に1度ではなく、例外的に8年に1度となるケースもあるそうです。
西暦年数が100で割り切れる年のうち、400で割り切れる年を除く年ということですので、次に当たるのは2100年。
ずいぶん先になるため、4年に1度という認識でよさそうですね。
少しずつ暖かい日も増え、春が近づいてきましたが、まだまだ寒暖差が大きい日もありますので、みなさま体調には気をつけてお過ごしください。
2024年1月12日
こんにちは。
ご挨拶が遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
寒い日が続いておりますが、皆様どのように過ごされていますか?
指先が氷のように冷たい、足が冷え切って眠れていない等、身体全体は寒いわけではないのに部分的に冷えを感じる状態を冷え性といいます。
今回は冷え性を防ぐために3つご紹介をさせていただきます。
・ぬるめのお風呂にゆっくりと入る。
38~40℃ぐらいのぬるめのお湯に20分以上浸かると、血流が良くなり、身体が芯から温まります。半身浴は心臓などにも負担ありません。手浴や足浴にも効果があります。
・バランスのよい食事で栄養を摂る。
冷え性を改善するにはビタミン群、鉄分、良質のたんぱく質等、栄養素が重要といわれます。野菜を摂るにしても生野菜のサラダは身体を冷やしてしまうため、温野菜にしたり野菜スープ等加熱調理するとよいといわれています。
・適度な運動をする。
筋肉には身体の中で熱を作り出す機能があります。そのため日頃からウォーキングやストレッチ等適度な運動をして、筋肉をつけることがよいといわれています。仰向けに寝て足を上げて足首の曲げ伸ばしするだけでも血行が良くなります。
冷え性でない方も免疫力を高めるために日頃から身体を温めることは大切です。ぜひ今日から実践していただき、寒い冬を乗り切りましょう。
最後となりましたが、本年もよろしくお願い申し上げます。
2023年12月18日
今年も残すところ二週間となりました。
みなさま、年末年始の準備は順調でしょうか?
年末に差し掛かり、ようやく冬らしい寒さを感じるようになりましたね。
これからの時期は空気の乾燥による体調不良や、温度差によるヒートショックなどを起こしやすくなります。
冬の室内の湿度は40~60%を保つと良いとされています。加湿器を使用するなどして、乾燥には注意をしましょう!
また寒い時期はヒートショックにも注意が必要です。暖かい居間と寒い脱衣所など寒暖差の大きい部屋を行き来することで、血圧が上下に変動し心臓や脳血管系の疾患を引き起こすことがあります。脱衣所やトイレなどの場所も可能な限り暖めるなどして、寒暖差を少なくするように心がけましょう!
さて、今年度のがん検診は2024年2月末まで受診することができます。
がんは早期発見、早期治療することで、救命の可能性が上がるとともに、治療にかかわる身体的、経済的負担を緩和することにもつながります。
この機会にぜひご検討ください。
2023年10月18日
すずらん診療所ではインフルエンザワクチンの接種が始まっております。
今年度はすでにインフルエンザに罹患される方も多いので早めの接種をご検討ください。
ご予約なしで接種可能ですが、事前に予約していただけると幸いです。
10月に入り気温が寒くなってきました。
季節の変わり目には体調を崩す方が増えるかもしれません。
バランスの良い食事、規則正しい睡眠を心がけてこの時期を乗り切っていきましょう。
また、特定健診は11月末までとなります。
受診をお考えの方は、早めにお越しください。
2023年8月30日
今年は、残暑が続くそうです。気象庁の長期予測によると10月ころまでは最高気温が平均を上回るそうです。
さて、今回のお話は前回(2022年8月号)に続いて、人間の脳の話をしましょう。
人の脳は大きく分けると大脳と小脳と脳幹の3つから構成されています。大脳は左脳と右脳に分かれ脳全体の3/4を占めます。この領域は人間特有の高度な情報処理を担っています。また小脳は主に無意識な運動機能を司っており、脳幹は生命活動の基礎となる情報処理機能を受け持つ領域です。
脳全体の重さは男性が約1,400gで女性は約1,200gで、脳で消費されるエネルギー源はブドウ糖で、全身で消費されるブドウ糖の約20%が脳で消費され、肺から摂取された酸素の消費量も全身で消費される酸素の約20%を消費しています。
我々人間を含めた哺乳類には大脳皮質と言われる部位が存在し、前頭葉、後頭葉、頭頂葉、側頭葉の4つの領域に分けられ、行動や意識,認識や記憶などの情報処理を司っています。
後頭葉、頭頂葉、側頭葉は外界から得られた情報(見る。聞く。触る。味。嗅ぐ。)を分析し、理解した上で前頭葉がこれらの情報をもとに外界への情報発信(話す。動くなど。)をする役割を担っています。
頭頂葉には感覚に係わる体性感覚野や動作・空間認識を司る頭頂連合野が存在し、側頭葉には言語野や聴覚野、記憶に係わる側頭連合野が存在しています.後頭葉は、主に視覚情報を優れた高次の情報処理する能力があり、前頭葉は運動性言語に係わる処理や思考、判断、創造性などを担い、前頭連合野と言われる領域と身体の運動機能を司る運動野が存在しています。難しい言葉ですが連合野とは感覚器官から入力される情報を統合する役割を担っており、高次の脳機能処理を担っています。
我々人は、進化の過程で様々な脳の領域を増大して、高度な情報処理を行えるようになりました。しかし如何なる生体も老化や機能の低下を避けることは出来ません。偶には頭部のCT検査でも受けてみては如何でしょう。